資料を請求する 無料体験に申し込む
HOME > 仙台校ブログ > 東北大 AO入試 倍率まとめ|一般選抜より高い学部が7つ【2025年度】
2026年09月24日 仙台校ブログ

東北大 AO入試 倍率まとめ|一般選抜より高い学部が7つ【2025年度】

この記事でわかること

・東北大のAO入試(総合型選抜)は、本当に一般選抜より「入りやすい」のか

・2025年度の東北大全10学部、一般選抜とAO入試の倍率を並べた比較表

・医学部・工学部・文学部などでAOの倍率が一般選抜より高くなっている実態

・経済学部だけがAOの方が入りやすいという例外パターン

・AO入試を検討する前に確認すべきチェックリスト

「AO入試(総合型選抜)は一般選抜より倍率が低くて入りやすい」——保護者面談でも、生徒との会話でもよく聞くイメージです。しかし東北大学の2025年度入試結果を学部別に見ていくと、このイメージは半分以上の学部で当てはまらないことがわかりました。この記事では、東北大の全10学部について一般選抜とAO入試(総合型選抜)の倍率を並べて比較し、「AOの方が高倍率」という学部がどれだけあるのか、逆に例外はどこなのかを、現役東北大生スタッフの視点も交えてGIVEします。

この記事を書いた人

東北大学理学部1年 A.A
生徒と共に日々精進中です

東北大のAO入試(総合型選抜)とは(おさらい)

東北大のAO入試(総合型選抜)は、共通テストを課さないI期・II期と、共通テストを課すIII期に分かれており、学部によって実施区分が異なります。出願は志願理由書・活動報告書などの書類提出に加え、学部により小論文・面接・口頭試問が課されます。制度の詳細や出願スケジュールは、以下の記事で解説しています。

東北大AO入試 完全ガイド/東北大AO III期 志望理由書の書き方

今回のテーマは「制度の使い方」ではなく、「実際どれくらいの競争率なのか」という一歩踏み込んだデータです。共通テストのボーダーラインや一般選抜の倍率については、以下の記事もあわせてご覧ください。

東北大 共通テストは何割必要?ボーダー一覧/東北大 学部別倍率(一般選抜)まとめ

【全10学部】一般選抜 vs AO入試(総合型選抜)倍率比較表(2025年度)

大学受験パスナビ(旺文社)が公表する東北大学2025年度入試結果をもとに、一般選抜とAO入試(総合型選抜)の募集人員・合格者数・倍率を学部別にまとめました(一般選抜の数値はマナビジョン/Benesseの同年度データとも突き合わせて一致を確認済み・確信度:高。総合型選抜の数値はパスナビ単独ソースのため確信度:中〜高)。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
学部 一般選抜(募集/合格/倍率) 総合型選抜(募集/合格/倍率) どちらが高倍率か 文学部 147/152/2.2倍 63/64/3.6倍 AOが高い 教育学部 49/53/1.9倍 21/21/3.0倍 AOが高い 法学部 112/123/2.5倍 48/48/3.5倍 AOが高い 経済学部 192/221/4.4倍 68/68/2.4倍 一般が高い(例外) 理学部 251/268/5.4倍 73/72/5.1倍 ほぼ同水準 医学部(医学科・保健学科計) 176/183/2.1倍 85/91/5.5倍 AOが大幅に高い 歯学部 37/37/3.2倍 16/16/4.9倍 AOが高い 薬学部 56/59/2.6倍 24/25/3.4倍 AOが高い 工学部 595/610/2.5倍 240/240/3.8倍 AOが高い 農学部 105/110/2.7倍 45/48/4.2倍 AOが高い
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

出典:大学受験パスナビ(旺文社)東北大学2025年度入試結果ページ。一般選抜の募集人員・合格者数はマナビジョン(Benesse)の同年度データと照合し、文学部147/152/2.2倍・法学部112/123/2.5倍・教育学部49/53/1.9倍など主要項目の一致を確認済み。

【結論】全10学部のうち7学部でAO入試(総合型選抜)の方が一般選抜より高倍率という結果でした。「AOは倍率が低い」というイメージが当てはまるのは、今回確認できた範囲では経済学部だけです。

医学部はAOが一般選抜の2倍以上の狭き門

特に差が大きいのが医学部です。一般選抜が2.1倍であるのに対し、総合型選抜は5.5倍と2倍以上の開きがあります。医学部医学科のみで見ると一般選抜2.6倍・総合型選抜8.4倍という数値も確認でき(同じくパスナビ、確信度:中。学科別の内訳は募集要項本体での最終確認を推奨)、医学科志望でAOを検討する場合はとくに「共通テストを回避できるから楽」という発想ではなく、書類・面接・小論文の対策に一般選抜と同等以上の準備が必要になると考えておくべきです。

経済学部だけが「AOの方が入りやすい」例外

今回のデータで唯一、AO入試の倍率が一般選抜を下回ったのが経済学部でした(一般選抜4.4倍に対しAO2.4倍)。経済学部は一般選抜の第一段階選抜(いわゆる足切り)が理系方式で予告されているなど、もともと一般選抜側の競争が激しい学部です。経済学部志望で「共通テスト一本勝負に自信が持てない」場合は、AO入試(総合型選抜)を選択肢に入れる価値が他学部より相対的に大きいといえます。

「AOは推薦みたいに楽」という思い込みが危ない理由

東北大には他大学に一般的な学校推薦型選抜(公募推薦・指定校推薦)そのものが存在しません。「AO=推薦=楽」というイメージは、そもそも東北大の制度とは前提がずれています。加えて今回のデータが示す通り、多くの学部でAOは一般選抜より高倍率です。AO入試は「一般選抜が苦手だから逃げる選択肢」ではなく、「志望理由・活動実績・面接対応に一般選抜以上の時間を投資できるかどうか」で選ぶべき入試方式だといえます。

スタッフ実体験

東北大学はAO入試に落ちても一般受験をすることができるので多くの受験生がAO入試に挑みます。そのため、AO入試は決して楽なものではありません

チェックリスト:AO入試(総合型選抜)を検討する前に確認すべき5項目

  • □ 志望学部の総合型選抜の倍率は、一般選抜より高いか低いかを確認したか(本記事の比較表を参照)
  • □ 「倍率が低いから楽」ではなく、書類・面接・小論文の準備に十分な時間を確保できるか
  • □ III期(共通テストを課す区分)かI期・II期(課さない区分)か、学部の実施区分を確認したか
  • □ 出願書類(志願理由書・活動報告書等)の準備を7〜8月には始められる見通しがあるか
  • □ AOが不合格だった場合、一般選抜での併願・出願方式を確保できているか

よくある質問(FAQ)

Q1. AO入試(総合型選抜)は一般選抜より必ず入りやすいのですか。
A. いいえ。2025年度データでは東北大10学部中7学部でAOの倍率の方が一般選抜より高く、医学部では2倍以上の差がありました。学部ごとに必ず両方の倍率を確認してください。

Q2. なぜ学部によってAOと一般選抜の倍率の高低が逆転するのですか。
A. 募集人員の規模や、その学部を第一志望とする受験生がAO・一般のどちらに多く出願するかによって変動するため、と考えられます(確信度:中。大学が公式に理由を説明しているわけではなく、本記事の考察です)。

Q3. 医学部志望です。AOと一般選抜、どちらを狙うべきですか。
A. 一律の答えはありません。今回のデータでは医学部のAO倍率(5.5倍、医学科単独では8.4倍という数値も)が一般選抜(2.1倍)を大きく上回っているため、「共通テストに自信がないからAOに逃げる」という発想は医学部では特にリスクが高いといえます。

Q4. 経済学部はAOの方が入りやすいなら、みんなAOを受けるべきですか。
A. 倍率だけで判断するのは危険です。経済学部のAOも2.4倍と決して低い競争率ではなく、志願理由書や面接の準備が不十分なまま出願しても合格には近づきません。

Q5. このデータは2027年度入試にもそのまま当てはまりますか。
A. わかりません。本記事の数値は2025年度の実績であり、年度によって募集人員・倍率は変動します。出願を検討する年度が近づいたら、大学公式の最新の学生募集要項で必ず確認してください。

現役東北大生スタッフの「逆授業」で、AO・一般選抜どちらの対策も

指導は全国トップ大の専属コーチ×校舎は東北大生スタッフ。志望理由書の添削から一般選抜の科目対策まで、仙台校の生徒はいつでもスタッフに相談可。

無料体験の申込はこちら

本記事の入試データは大学受験パスナビ(旺文社)・マナビジョン(Benesse)に基づく2025年度実績であり、2027年度以降の入試に関する保証をするものではありません。出願を検討される際は、必ず東北大学が公表する最新の学生募集要項をご確認ください。

無料体験はこちら