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こんにちは!スタディコーチの上松です。
受験生の皆さんは共通テストの対策は順調に進んでいますか?
共通テストは2年前に導入されたばかりなので、過去問も少なく、その対策に不安を抱えている人も多いでしょう。
共通テストになって平均点はどのように変わったのか、そして2023年の共通テストはどうなるのか?
今回は共通テストの平均点の分析や旧センター試験との比較、そして2023年の共通テストの予想も紹介しています。ぜひ最後まで読んでください!
共通テストは、従来のセンター試験に代わって2021年から導入されました。
共通テストでは一部の教科の配点や試験時間に変更があっただけではなく、全体的に論理的思考が求められる問題が多く出題されるようになりました。
それに伴い、会話形式の問題が増加したり問題文も複雑化したため読解力も求められるようになりました。
一方でマーク式であるという点は変更がありませんでした。
ここで、国語、数学、英語の主なセンター試験からの変更点をおさらいしておきましょう。
国語は、形式には大きな変化はありませんでしたが、どの大問においても二つ以上の資料や文献を見比べながら問題に解答するという問題が出題されるようになりました。そのため、より多くの情報を短時間で処理することが求められます。
数学では、1Aの試験時間が60分から70分に延長されました。1Aでも2Bでも、問題量が増加し、学生の対話形式の問題も多く出題されるようになりました。
英語のリーディングでは例年、文法問題が出題されていましたが、読解問題のみの出題となります。それに伴い、センター試験と比べて読む単語数が1000語程度増えました。
さらに、センター試験ではリーディングとリスニングの配点が150点と50点でしたが、共通テストではどちらも100点ずつの配点になりました。
それでは早速、2020年センター試験と2021、2022共通テストの平均点を科目別に見ていきましょう。
共通テストでは正答率が5割程度になるように問題が調整されているそうです。(センター試験の正答率6割が目安とされてきた。)
この点も踏まえながら、共通テストの平均点について年度別に詳しく見ていきましょう。
導入年の2021年は慣れない形式に苦労した受験生がいたものの、ほとんどの科目で前年と比べても平均点は変わらず、全体の平均点も大きく変わりませんでした。
ただし、会話形式の問題が増加したり、日常生活に絡めた出題がされるようになったりしたので過去問を解く際にはこの点に注意しましょう。
2022年の共通テストではほとんどの教科で軒並み平均点が下がったことで話題になりました。
特に数学1A、数学2Bでは問題量、計算量ともに増え、時間内に問題をすべて処理することが極めて難しい問題となりました。膨大な問題文から必要な情報を読み取り、解答に素早く至る力が必要となりました。
その他、日本史や化学、生物で平均点が大きく下がりました。
平均点が大幅に下がった2022年の共通テストですが、2023年の共通テストはどうなるのでしょうか。
あくまで個人の意見になりますが、難易度はセンター試験と比べると難化することが予想されますが、2022年と比べて難化することは考えにくいと思います。
ただし、どんな難易度になったとしても勉強する内容は変わらないので、日ごろの学習や過去問対策にしっかり取り組むようにしましょう。
特に、2021年と2022年の共通テストの過去問は必ず解くようにしてください!
今回は3年分のセンター試験と共通テストの平均点を確認しました。
共通テストになって、問題の形式や難易度が変わったり、平均点が下がったりしたことで心配している人もいるかもしれません。
しかし、あくまで受験は他の受験生との勝負です。当たり前のことですが、試験問題は受験生で同じなので、問題が難化したとしても影響を受けるのは自分だけではありません。
平均点はあくまで1つの指標として捉えたうえで、共通テストの対策を頑張ってください!
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また今回の記事の執筆者は、スタディコーチ(studycoach)でコーチも実際に務めています!
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