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2025年05月31日 浪館校ブログ

【生活リズム・睡眠と成績の関係】学力アップに欠かせない「生活習慣の整え方」とは?

【生活リズム・睡眠と成績の関係】学力アップに欠かせない「生活習慣の整え方」とは?

生活習慣と学力の「見えないつながり」

「頑張っているのに成績が伸びない…」
そんな悩みを抱えていませんか?実は、成績と密接に関係しているのが「生活リズム」と「睡眠習慣」です。

勉強法や教材に注目しがちですが、睡眠不足や乱れた生活リズムでは、脳が本来の力を発揮できず、どれだけ勉強しても成果が出にくくなります。この記事では、学力向上の土台となる生活習慣の見直し方を、脳科学や教育現場の知見をもとに解説します。

 

 

 

 睡眠と成績の関係|記憶力・集中力・感情の安定

睡眠中に脳は「学んだこと」を整理している

脳は、夜寝ている間に情報を整理し、必要な記憶を長期保存する働きをします。特に**ノンレム睡眠(深い眠り)**は、学習した内容を「長期記憶」として定着させる重要な時間帯です。

つまり、勉強内容は“寝ることで初めて”脳に残るのです。

 

睡眠不足で脳がフル回転できない!

睡眠時間が足りないと、以下のような影響が出ます:

  • 学習効率の低下

  • 注意力・集中力の欠如

  • イライラや無気力感の増加

  • 感情の起伏が激しくなる

これは、脳の前頭前野(判断力や感情コントロールを担う部位)が十分に機能しないからです。勉強以前に、**「勉強できる状態になっていない」**のです。

 

 

生活リズムと学習効果の関係|朝型が勝つ理由

朝の脳は「吸収モード」になっている

人の脳は、起床後2〜3時間で最も活性化します。つまり、朝7時に起きた場合、9〜11時が最も勉強に適した時間帯です。

この時間帯にしっかり勉強できるようなリズムを作れば、短時間でも高い学習効果が期待できます。

 

朝型の生活が学力を押し上げる理由

  • 記憶力が高まる

  • 情緒が安定する

  • 生活の予測性が高くなり、自主性が育つ

  • 「時間の使い方」が上手になる

 

 

睡眠不足がもたらす学力低下のリスク

厚生労働省や文科省の調査によると、睡眠時間が短い生徒ほど、平均点が低い傾向が明らかになっています。

悪循環に陥るパターン

  1. 睡眠不足

  2. 朝起きられず、授業に集中できない

  3. 授業内容を理解できず、宿題に時間がかかる

  4. 夜遅くまで勉強→さらに睡眠不足

このループに入ってしまうと、成績が下がるだけでなく、心身の健康にも悪影響を及ぼします。

 

 

成績アップのために必要な睡眠時間と質

推奨される年齢別の睡眠時間

年齢層 推奨される睡眠時間
小学生 9〜10時間
中学生 8〜9時間
高校生 7〜8時間

ただし、睡眠の“質”も重要です。

 

質の良い睡眠を得るための5つの習慣

  1. 就寝1時間前にスマホやPCをオフ

  2. 寝る2時間前までに入浴を済ませる

  3. 夕食は寝る3時間前までに

  4. 就寝・起床時刻を固定する

  5. 寝室の照明・温度・湿度に気を配る

 

 

よくある生活習慣の乱れとその影響

以下のような習慣は、脳の機能低下や睡眠の質の悪化を招きます。

  • 寝る直前までスマホ・ゲーム

  • 夜食をとる

  • 寝だめで休日は昼まで寝る

  • 家族の生活リズムがバラバラ

特にスマホ・ブルーライトの影響は強力で、メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌を抑えてしまいます。

 

 

成績アップに成功した生徒の実例紹介

中2男子・Y君のケース(改善前:成績中の下)

  • 夜更かし→朝ギリギリ起床→遅刻・無気力

  • 保護者と協力し「23時就寝・7時起床」に変更

  • スマホ利用を21時までに制限

  • 3週間後:集中力がアップし、定期テストで過去最高点を記録!

 

高1女子・Aさんのケース(改善前:慢性的な疲労感)

  • 部活で疲れて帰宅後、夕食後すぐ寝落ち

  • 生活改善:帰宅後すぐに入浴→軽いストレッチ→勉強→就寝

  • 入眠の質が向上→朝の目覚めも改善→授業理解度アップ!

 

 

 

保護者ができる家庭でのサポートとは?

子どもだけに「生活リズムを整えろ」と言っても限界があります。保護者の協力がカギです。

家庭でできる5つのサポート

  1. 家族全体で早寝早起きの習慣をつくる

  2. 夜9時以降はテレビやスマホをオフ

  3. 食事・入浴・就寝時間をある程度固定

  4. 寝室環境を整える(静か・暗い・快適)

  5. 睡眠を「サボり」ではなく「成績アップの土台」として位置づける

 

 

学力アップは「整った生活」から始まる

生活習慣は、学力の“見えない基盤”です。
良い睡眠と生活リズムがあってこそ、集中力・記憶力・意欲が発揮され、成績アップに直結します。

✅ 睡眠と生活リズムは“やる気”と“努力”を引き出すスイッチ
✅ スマホ・夜更かし・食事のタイミングなど、少しずつ改善できる
✅ 保護者と一緒に取り組むことで、習慣は変えられる

「なんとなく調子が悪い」「頑張ってるのに伸びない」…そんなときこそ、生活を整えるチャンスです。塾では、勉強法だけでなく、こうした生活習慣の指導・アドバイスも大切にしています。

 

 

 

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