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2024年12月28日 室蘭SC 室蘭校ブログ

志望校合格を目指す!スモールステップで計画的に勉強するメリットとは?■□室蘭校ブログ■□

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志望校に合格するための勉強計画を立てるとき、膨大な範囲を一気に取り組もうとすると、途中で挫折してしまうことが多いものです。しかし、「スモールステップ(小さな目標)」を活用することで、着実に勉強を進めながら最終的には志望校合格に近づくことができます。
この記事では、スモールステップで目標を設定し、計画的に勉強を進めるメリットについて詳しく解説していきます。

1. スモールステップとは?

スモールステップとは、大きな目標を小さな目標に分解し、順序立てて取り組む方法です。受験勉強では「志望校に合格する」という大きな目標を、教科ごとの単元や特定の勉強範囲、課題解決に分け、それぞれをクリアすることで達成感を得ながら前進していきます。こうした小さなステップを積み重ねることで、無理なく継続して勉強ができ、最終的には大きな目標の達成につながります。

2. スモールステップで計画的に勉強をするメリット

達成感とモチベーションの維持

スモールステップで目標を設定すると、短期間で達成感を得やすくなります。たとえば「今週は英単語100語を覚える」「数学の関数の単元を終わらせる」といった小さな目標を達成するたびに、「できた!」という成功体験が積み重なり、モチベーションの維持につながります。受験勉強は長期戦なので、この小さな成功の積み重ねが大きな支えとなります。

勉強の進捗を把握しやすくなる

小さな目標に分解して計画を立てることで、進捗状況が把握しやすくなります。例えば、「1か月後までに数学の公式をすべて覚える」という大きな目標を「1週間で公式3つ覚える」と小分けにすることで、進み具合を具体的に把握できます。進捗がわかると次に何をすべきかが明確になり、計画的に勉強を進められます。

ストレスが軽減される

「志望校合格」という大きな目標だけを見据えると、どうしてもプレッシャーや不安が大きくなります。しかし、目の前の小さな目標に集中することで、心理的な負担が軽減され、ストレスを感じにくくなります。毎日少しずつ着実に進めることで、無理なく勉強が続けられます。

自分の苦手分野が発見しやすい

スモールステップで勉強を進めると、理解度をこまめに確認できるため、自分の苦手分野やつまずきやすい部分を早期に発見できます。苦手な単元が見つかったら、復習や重点的な対策をしやすくなり、効率的に弱点克服が可能です。

計画的な学習習慣が身につく

スモールステップの勉強を習慣化することで、自然と計画的に学習する習慣が身につきます。日々の生活の中で目標を設定し、達成するための方法を考え、実行するという流れを経験することで、受験勉強以外でも役立つスキルを身につけられます。計画的な学習習慣は、大学や社会人生活にも活きる力です。

3. スモールステップの効果を高める勉強計画の立て方

スモールステップで勉強を進めるためには、適切な計画が必要です。ここでは、具体的な勉強計画の立て方について紹介します。

ステップ1:志望校合格という最終目標を設定する

まずは志望校の合格を最終目標として設定します。このとき、志望校の試験範囲や配点、試験方式(例えばマークシートか記述式かなど)を確認しましょう。求められる得点力や理解度のイメージを持つことで、どの教科や単元にどれくらい力を注ぐべきかが見えてきます。

ステップ2:試験日までの期間を逆算して「中間目標」を設定する

志望校の試験日から逆算し、「半年後には英語の長文読解を仕上げる」「3か月後までに数学の基礎問題を完璧にする」などの中間目標を設定します。この中間目標は、スモールステップで勉強を進めるための道標となります。

ステップ3:中間目標をさらに小さな目標に分解する

次に、中間目標をさらに小さな目標に分解します。たとえば「数学の基礎問題を完璧にする」という目標を「今月は因数分解を完璧にする」「来月は連立方程式を克服する」と具体的な単元ごとに分けます。1週間、あるいは1日単位で取り組むべき課題が明確になると、計画的に進めやすくなります。

ステップ4:毎日の学習計画を立てる

1日ごとの学習内容を具体的に決めます。「今日は英単語を20個覚える」「明日は化学の公式を5つ覚える」など、内容を細かく設定すると日々の達成感が得やすくなります。勉強時間も無理のない範囲で設定し、少しずつ前進することがポイントです。

ステップ5:定期的に振り返り、計画を見直す

定期的に進捗状況を確認し、必要に応じて計画を見直します。勉強を進めていくうちに、予想以上に苦戦する単元が出てきたり、逆にスムーズに進める分野が見つかることもあるでしょう。その際は、計画を柔軟に修正し、最終目標に向けての進み具合が一定になるように調整しましょう。

4. スモールステップを成功させるためのコツ

スモールステップの計画を立てるだけでなく、実行段階でも意識すべきポイントがあります。ここでは、スモールステップを成功に導くためのコツを紹介します。

無理のない目標設定を心がける

小さな目標は無理なく達成できるレベルに設定しましょう。例えば、短期間で大量の単語を覚えるなどの過剰な計画は、かえって挫折につながります。無理のない範囲で、達成感を得やすい目標設定を心がけましょう。

計画に余白を持たせる

日々の計画には余裕を持たせることも重要です。予期せぬ体調不良や学校の行事で勉強が進まない日があっても、焦らずに済むよう計画に余白を持たせ、無理なくスケジュールをこなせるようにしましょう。

達成した目標はしっかり記録する

小さな目標が達成できたら、ノートや手帳に「できた」と記録を残しましょう。これにより自分が積み上げてきた実績が確認でき、勉強の継続につながります。記録を見返すことで自信がつき、次の目標に対するモチベーションも高まります。

周囲に成果を報告する

スモールステップでの成果を、友人や家族、塾の先生に報告すると、さらにモチベーションが高まります。
周りの人と進捗を共有することで、自分がどれだけ頑張れているかを実感でき、支えられていることも感じられます。

振り返りの時間を設ける

週に一度など定期的に進捗や成果を振り返る時間を持ちましょう。目標が達成できなかった原因を分析し、次にどうすればいいかを考えることで、次回からの計画がより現実的で効果的なものになります。

5. スモールステップで勉強する具体的な例

ここでは、スモールステップを活用した具体的な勉強計画の例をいくつか紹介します。志望校合格を目指して、日々の勉強にどう落とし込むかをイメージしやすくなるでしょう。

英語:単語と文法の段階的な暗記

– 1日目:英単語を20個暗記し、例文も読んで理解度を確認する
– 1週間後:覚えた単語を全てテストし、忘れていたものを再度復習する
– 1か月後:文法の特定の範囲(例:現在完了形)を集中して学び、関連する問題を解く
英語のように暗記が中心の教科は、毎日の積み重ねが特に重要です。1か月ごとに大きな目標を設定し、スモールステップで日々の学習を進めることで、無理なく単語や文法が定着します。

数学:公式理解と基礎問題の反復

– 1日目:特定の公式を覚える(例:二次方程式の解の公式)
– 3日後:公式を用いた基礎問題を解き、理解度を確認する
– 1週間後:定期的に基礎問題を解いて復習し、公式を使いこなせるようにする
数学は基礎がしっかりしていないと応用が難しくなります。スモールステップで公式を覚え、基本問題を解くことで、確実に力をつけていきます。

理科:用語の暗記と実験データの整理

– 1日目:特定の分野(例:化学反応式)の基本的な用語を覚える
– 1週間後:用語を使って実験データを整理し、結果をまとめる
– 1か月後:複数の分野を横断して実験結果を考察し、応用力を養う
理科では用語の理解と実験データの整理が必要です。スモールステップで一つひとつ進め、知識を重ねて応用力を養います。

6. まとめ:スモールステップで志望校合格に向けて一歩ずつ前進しよう

スモールステップで目標を設定し、計画的に勉強を進めることは、志望校合格への近道です。大きな目標を小さなステップに分けて取り組むことで、毎日の達成感がモチベーションにつながり、勉強が無理なく続けられます。また、スモールステップを取り入れると自分の苦手分野も早期に発見でき、効率的な対策が可能です。
スタディーコーチでは、皆さんが効果的なスモールステップの目標を設定できるよう、適切な面談を定期的に行い、学習のサポートをしていきます。
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