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こんにちは。東大式オンライン個別指導「スタディコーチ」代表の伊澤と申します。
伊澤 航太郎
学年で下から2位の成績から逆転で東大理Ⅱに現役合格。農学部在学中に株式会社Buildsの共同創業者となる。 東大式オンライン個別指導「スタディコーチ」を立ち上げ、多くの学生を合格へ導く。
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今回は少し重いテーマですが、「志望校を下げるべきか否か」について述べていきたいと思います。
受験勉強を進めるうえで、「自分はこのままだと志望校に受かるのだろうか」と不安になることもあるかと思います。その時に、志望校を下げるべきか否かということを考えなければなりません。
志望校を下げることにはデメリットも伴ってきます。今回この記事では、「志望校を下げるべきかどうか」「下げるとしたらどの時期に変えるべきなのか」について解説をしていきます。志望校選びに迷っている方は、是非このブログを最後まで読んでください。
志望校を下げるべきか否かという質問に対する結論ですが、基本的には下げるべきではありません。
理由は複数ありますが、よく挙がる2点について解説をしていきたいと思います。
志望校を下げない方が良い理由として、「努力し続けられるため」は必ず挙がるものでしょう。
志望校を下げてしまうと、「志望校を下げたし、まあこのまま大学は合格できるだろう」という慢心に繋がってしまいます。誰しも、夢のハードルを下げてしまうと向上心がなくなってしまいモチベーションが低下してしまうものです。
もちろん正しい理由があって志望校下げるのに関しては良いですが、諦めで志望校を下げてしまうことは得策ではありません。常に高い目標を掲げ、自分を追い込み努力をしていくことこそが受験にとって大切なのです。
また、仮に志望校を下げて大学に合格をしたとしても、大学生活で未練が残ってしまう生徒も多くいます。「自分はもしかしたら、あの時あの大学を目指していたら合格できたんじゃないか」という気持ちを抱えて大学生活を過ごすこととなります。
せっかくの貴重な大学生活を、未練を抱えた状態で過ごしてしまうのはもったいないです。自分が「やりきったぞ」「頑張ったぞ」と胸を張って言える受験生活にすべきなので、未練が残らないかどうかを考え結論を出していくべきでしょう。
ここまでは、志望校を下げるべきではないという観点で解説をしていきましたが、理想論だけでは受験は語れません。
ではどういう場合には志望校を下げても良いのでしょうか?
ここでは3点解説をしていきます。
まずは、将来の夢が変わった場合です。これはもちろん変えるべきですよね。
自分が達成したい夢を実現できるための大学・学部選びをすべきです。
受験に必要な科目数は、国公立と私立で大きく異なります。
国公立志望だった学生がどうしても苦手な科目がある場合、また得意科目を伸ばして大学受験合格を目指す場合、私立志望に変更する場合があります。
できる限り第一志望である国公立を目指した方が良いですが、現実的に考え対策するには時間がない場合には私立志望に変え、科目数を削るのも正しい選択となるでしょう。
また、受験までに時間がなく学力が大幅に足りていない生徒に関しては志望校を下げるのはしょうがないかと思います。
家庭の都合により浪人ができない場合、何が何でも今年で合格を決めて大学に行きたい場合であれば、受験までの時間が短くなったタイミングで志望校を下げざるを得ないでしょう。
志望校を下げる場合、どの時期までに結論を出せば良いのでしょうか?
結論としては、最も遅くて共通テストが終了したタイミング、理想としては受験生の夏休みが終わるタイミングでしょう。
理由としては志望校の過去問演習にあります。
受験生の学習スケジュールとしては、2学期9月以降から二次試験の対策を始め、共通テストが終わったタイミングで再度二次試験の過去問を解いていくことになります。このタイミングで志望校が決まっていないと、自分が受験しない大学の過去問も演習してしまうことになります。
そうならないためにも、最も遅くて共通テスト終了後、できれば2学期を迎える前(夏休み終了タイミング)で志望校を最終決定しましょう。
このブログでは、志望校を下げるべきか否かについて解説をしていきました。冒頭でもお伝えした通り、志望校を下げる事によって向上心がなくなり勉強にモチベーションが入らないことがあります。
そうならないためにも、ギリギリまでは自分がどうしても行きたい大学を第一志望に置き、そこに合格できるために学習計画を立て、多くの勉強時間を取り学習を進めていきましょう。
学習計画の立て方については、以下の記事でも紹介しています。
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