東大首席が語る漢文の勉強法

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こんにちは、東京大学文科3類1年生の古橋慧士と申します。

漢文の勉強法-漢文の勉強の2ステップ

今回は漢文の勉強法についてお書きします。

漢文は、古文に比べて文章が短く、暗記事項もそこまで多くありません。ある程度の暗記・演習で点数が伸びる科目ですので、効率よく点数を上げられるでしょう。
多くの科目と同じように、漢文の勉強には①基礎知識を覚える段階②演習を行う段階、の2つがあります。
漢文も古文と同様で、句型や重要単語を覚えるだけでは解けるようにはなりません

まずは、読解に必要となる基礎知識を身に付け、その後に演習を行いましょう。以下でこれらの細かい勉強法をお書きします。

漢文の勉強法-基礎知識の習得

漢文で必要な暗記事項は、句型重要単語の2つのみです。

多くの場合、1つの参考書にこの2つがまとまっているので、何か1つの参考書を完璧にすれば大丈夫です!

おすすめの参考書としては『漢文ヤマのヤマ』『文脈で学ぶ漢文句形とキーワード』があります。

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『漢文ヤマのヤマ』は70個ほどの句型、100個の重要単語がまとまっているので、共通テストのみの方はこの参考書を完璧にして、演習に移ってしまいましょう。

文脈で学ぶ 漢文句形とキーワード | 原 安宏 |本 | 通販 | Amazon

『文脈で学ぶ漢文句形とキーワード』は、他の参考書に比べてかなり多くの句型や重要漢字が載っています。二次試験で漢文を使う方で、みっちりと対策を行いたい方は、この参考書を使うと良いでしょう。

どの参考書を使う際にも言えることですが、例文の勉強を欠かさずに行うことが重要です。その表現が実際に文章の中でどのように使われているかを確認することで、実際に文章中で出てきたときに対応力がつきます。

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これらで句型や重要単語を学習した方は『ステップアップノート』を使うと、演習形式で基本知識の復習ができるので、不安が残る方はこれで復習すると良いでしょう。

<注意点>
*漢文の初歩として、『漢文早覚え速答法』など、テクニック的なものが載っている参考書もありますが、個人的には、基礎を理解せずにテクニック的に問題を解くのは危険が多いと思うので、あまりおすすめしません。共通テストのみで漢文を使う上、多少博打をしてでも漢文の勉強時間を短くしたい方がこれを使うようにしましょう。*

漢文の勉強法-演習

基礎知識がついたら漢文読解の演習を行いましょう。


演習を行う題材としては、センター試験の過去問、二次試験がある場合は二次試験の過去問を使うと良いでしょう。
大学入試で使われている問題は、大学教授が1年間かけて作成した良問揃いです。基本的には過去問を使って学習を進めると良いでしょう。
それらで量が足りないならば、他の参考書を使って勉強しましょう。
その際に使う参考書としては、『漢文道場』『得点奪取』などの参考書がおすすめです。

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参考書のレベル感は
センター過去問<漢文道場<得点奪取=二次試験
程度です。

漢文の勉強法-演習を行う際のポイント

以下、演習を行う際に重要となるポイントを2つご紹介します。

①文構造を意識する

漢文は英語と同じ、SVOの構造で文章が作られています。漢文には漢字が並んでいるため、日本語の延長線上のような感じで読んでしまいがちですが、構造は日本語と全く違います。漢文を読むときには「外国語」として接しましょう
まずは、文法学習時の例題などを読むときにSVOの構造を意識して、「外国語」として読む感覚をつけていきましょう。

②ストーリに慣れる

漢文には独特のストーリー展開があります。センターの過去問などを演習するときには、そのストーリー展開も意識してみましょう。慣れてくれば、だんだん文章の次の展開が予想できるようになるはずです。

例えば、「夢に出てきた人の助言に従ったらいいことが起きる話」のように話がパターン化ができます。

前回にご紹介した『文脈で学ぶ漢文句形とキーワード』という参考書にストーリー展開のパターンが多く載っています。気になる方はこれを参考にしても良いと思います。

漢文の勉強法-まとめ

以上が東大首席の漢文勉強法です!
まずは、『漢文ヤマのヤマ』などの基礎の参考書を使って句型や重要単語の知識を身に付けた後、演習を行いましょう。
演習は基本的には過去問を使い、足りない場合には『漢文道場』などを使いましょう。
その際、漢文を外国語として見ること、ストーリー展開を意識することが重要となります。
皆さんもこれらのポイントを意識して勉強を進めてみてください!

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