みなさんこんにちは。東大経済学部の住田です。今回は大学受験って結局こういうことを求められているよねという自分の考えを書いていこうと思います。
私は岐阜県出身なのですが、岐阜では中学受験をする人は学年に1人か2人くらいしかおらずほとんどの人は公立の中学校に通い、高校入学のために初めて受験を経験します。高校受験も倍率がそこまで高いものではなく(高くて1.5倍くらい)、大学受験に比べると大分軽い入試形態となっていました。このような経緯で中学入試やハイレベルな高校入試がどのようなものなのかまったくわからないため、大学入試に限定して書いていこうと思います。
志望校にもよりますが、今回は国公立大学で共通テストと二次試験を受験に使用する場合について考えようと思います。
共通テスト(旧センター試験)は教科書をベースとした標準的なレベルの問題が出題されます。私立大学の一般入試も基本的には1月末〜2月の頭で行われるため、受験生にとってその年度に受験する初めての試験がこの共通テストにあたります。当然初めて受験する試験であるため緊張やら色々精神的に不安定な受験生が多いのですが、その割には時間的な制約が厳しい科目がいくつかあります。苦手科目などがある場合は当日に緊張がMAXに到達して頭が真っ白になる可能性があるため、難関大を目指す人(共通テストの全体比率が低い大学を受験する人)でもなめてかかるのではなく、その後の二次試験までの1ヶ月精神的に安定して過ごすためにも丁寧に対策する必要があります。
二次試験は大学ごとに問題の難易度や傾向に大きな違いがあるため一概には言えませんが、共通テストよりも相当難易度の高い試験を解く必要があります。受験勉強のほとんどはこの試験のためにあると言っても過言ではありません。科目間のバランスをうまくとって勉強する必要があります。
ここまで試験的な側面で書いてきましたが、もう少し定性的に大学受験を考えてみると求められる力は色々ありますが、他のコラムでも書いてきたようにやはり自分で考えて行動する力が試されているような気がします。
大学というのは研究を行う場所ですから、ただ知識を詰め込んだり、がむしゃらに突き進んだりという力はあまり求められていないのではないでしょうか。自分が合格するためには試験科目それぞれでどのくらいの点数を取るのが理想的なのか、そのためにはどのようなバランスで各科目について何を勉強する必要があるのか、勉強の能率を上げるために勉強していない時間自分はどのように過ごせばいいのかなどなど。考えるべきポイントは毎日出てくると思います。その1つ1つについて自分の頭で考えて、納得の行く決断をすること。これを繰り返していくことが大学受験では求められていると思います。
まとまりのない文章になってしまいましたが、受験生の皆さんもまだ受験が遠いと感じている方も試験が終わる日は必ずやってきます。合格する自分をイメージして毎日悔いのないように過ごしてください。
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