目次
皆さんこんにちは!
中学生になると、学習の内容が一段と深く、幅広くなります。小学校とは違い、多くの新しい教科が追加され、それぞれの教科での学習量も増えてきます。
この新しい環境に適応するためには、ただ勉強するだけでは不十分。どのように効率的に、そして効果的に学習するかが問われる時期が到来します。
この記事を読んで東大式の新しい勉強法を取り入れ、成績を大きく向上させましょう!
この記事を書いた人
R.K
東京大学の文科三類に在籍中です。
地方から浪人を経て入学しました。
現在は理系学部への進学を目指しています。
勉強に関する様々な情報をお届けしていきます!
中学生時代は、学ぶべき教科が増え、学習内容が深化する時期です。この時期に効果的な勉強法を身につけることは、高校受験をはじめとする今後の学びの基盤を築く上で非常に重要となります。
中学生が直面する学習の課題は多岐にわたります。一部を挙げると、以下のような点があります。
小学校と比べて学ぶべき科目が増え、それぞれの内容も深化します。このため、時間管理が難しくなることがあります。
中学校では自主性を持って学習することが求められます。しかし自主性を持って学習するスキルは、なかなか身につけることが難しいものです。
中学生は友人関係やクラブ活動など、学業以外のプレッシャーも増えます。これが学習に影響を与えることがあります。
効果的な勉強法を学ぶ理由は、以下の点が挙げられます。
限られた時間内で多くのことを学ぶためには、効果的な勉強法が必要です。
単に覚えるだけではなく、理解することで、知識が長期記憶に定着します。大学入試における基盤となる中学生の学習内容は深く身につけましょう。
効果的な勉強法を身につけることで、学習に自信を持つことができます。自信がつくと学習にも前向きに取り組むことができ、良い循環が生まれるでしょう。
この記事を通して、中学生にぴったりの効率的な勉強法を学び、あらゆる課題や不安を解決していきましょう!
まずは中学の定期テストの特徴を、小学校のテストと比較しながらおさらいしておきましょう!
このように、小学校でのテストに比べると中学のテストはそう簡単には乗り越えられるものではなく、十分な対策が必要になります!
実は、中学の定期テストの結果は「内申点」という形で高校入試にも直結しているのです!
そもそも一般的に内申点とは、各教科の成績表の評定の合計です。
定期テストの結果が良ければ、成績表での評価も良くなるので内申点もそれに応じて上がります。
高校の入試で推薦入試を利用する場合、中学校での学業の評価が内申点という形で高校側に送られることになります。
高校の先生方は、この内申点を1つの評価軸にして合否を決定します。
さらに推薦入試だけではありません!多くの公立高校や一部の私立高校でも一般入試の結果とともに内申点が評価されることがあります。
すなわち、入試当日に少し失敗したとしても、中学の内申点が良ければ合格につながる可能性が高くなるということです!
そのため、少しでも入試で有利に立つためには、内申点に直結する毎回の定期テストは絶対に手を抜いてはいけません!
中学の定期テストは出題範囲、課題の量がともに膨大なので計画表を作って自分のやるべきこと、勉強のペースを可視化しておくことが大切です。
目安としてテストの約2週間前からの計画表を作成しましょう。
詳しい計画表の立て方については下の記事で扱っているのでぜひ参考にしてください。
中学生になると、学習の内容や範囲が飛躍的に増加します。
この変化に対応するためには、小学校時代の勉強法を単純に続けるだけでは不十分です。
では、中学生に適した勉強法とはどのようなものなのでしょうか?
中学校では、新しい教科が増え、それぞれの教科が持つ特性や要求されるスキルが異なります。
例えば、数学では論理的思考や計算スキルが求められるのに対し、歴史では事実の暗記や時系列の理解が必要です。
このような教科ごとの特性を理解し、それに合わせた勉強法を採用することが重要です。
さらに学習の量だけでなく、その質も問われるようになります。
例えば、英語の文法を学ぶ際、単にルールを暗記するだけではなく、それを使って文章を作成したり、実際の会話で応用する能力が求められます。
このように、知識を活用するスキルを身につけることで、学習の質を高めることができます。
人それぞれ、効果的な学習方法や理解しやすいスタイルが異なります。
一般的な勉強法が自分に合わない場合、新しい方法を試してみることが大切です。
例えば、視覚的な学習が得意な人は、図やイラストを多用することで、情報を効果的に記憶することができます。
このように、中学生になると、学習の深度や幅が増すため、それに合わせて勉強法も進化させる必要があります。
一般的な方法だけではなく、自分自身に合った方法を見つけることで、より効果的な学習が可能となります。
中学の5科目は小学校の時と比べて難しく広い範囲を扱います。
そのため、やみくもに問題集を解いたり、教科書を暗記することは得策ではありません。
例えば暗記が中心の社会と、計算問題が中心の数学では勉強脳のやり方やコツは違いますよね。
効率よくそして効果的にテスト勉強をするためには、まず各科目の特徴を押さえておく必要があります。
ここからは科目別に特徴や現役東大生が実践していた定期テストの勉強法を紹介していきます!
中学の定期テストの国語では主に授業で扱った教科書の内容が題材となります。
特に、授業中に扱った記述問題や教科書併用問題集で出題されている問題は出題されることが多いので、こちらを中心に対策しましょう。
また、自分なりに文章を表や図を使いながらまとめ直すことで文章への理解が深まるのでオススメです。
中には定期テストで国語の勉強をすることに意味があるのか疑問を抱く人もいるかもしれません。
しかし、一つの文章を何度も正確に読み、理由問題や説明問題を繰り返し練習することで、読解力や記述力が身につき、初見問題への対応力も養われていきます!
また、古典の時はとにかく音読するようにしましょう!
中学の古典で扱われる作品は非常に有名なものが多いので、覚えるまで音読しても損はありません。
高校の古典の授業でもきっと役立つでしょう。
最後に忘れがちなのが漢字ですが、こちらもしっかり対策をしておきましょう。漢字の詳しい勉強法はこちらの記事で紹介しています。
数学は得意と苦手がわかれやすい科目ですが、しっかりと定期テストの対策をすれば、得意な人は満点、苦手な人も高得点を狙うことが可能です!
まず、テスト2週間前〜1週間前は習った公式の確認や、基礎的な問題を繰り返し解き、ワークの問題も一周するようにしましょう。
この段階で詰まった問題があったら教科書や授業ノートを振り返ったり、先生に聞いたりするなどして根気よくわからない箇所をなくしておくことが大切です。
テスト1週間前~前日はワークの2周目に取り組んだり、応用的な問題にチャレンジしてみましょう。
また、簡単な問題を素早く解くことも大事です。目安としては、ワークの問題は見た瞬間に公式や解法が思い浮かぶまで完璧にしましょう!
理科は暗記問題も計算問題も出題されるのでやっかいな科目です。
やはり理科も暗記事項はテスト1週間前までには完璧にしておきましょう。
この際、何から覚えていいかわからないという人は、先に学校で配られるワークを1周してみましょう。
ワークで出題されている問題が最低限覚えるべき事項なので、それを中心に覚えていきましょう。
また、記述問題や計算問題の対策も必要です。頻出の記述問題は答えを暗記したり、頻出の計算問題も解法をそのまま暗記することは効果的な手段です。
ただし、その際「どうしてそのような解答になるのか」「なぜそのような解法を使うのか」をしっかり理解しておきましょう。そうすることで、応用問題が出題されたときにも対応できる実力が身につきます!
社会は地理、歴史、公民と三分野に分かれていますが、どの分野も覚えることが非常に多いです。
暗記事項はテストまでに何度も見直すようにしたいです。
まず、テスト2週間〜1週間前には問題集の1周目を終わらせたり教科書をじっくり読んだりして知識をインプットします。
テスト1週間前から前日にかけては、問題集や教科書をもう1周しましょう。
この時、暗記がしっかりできているかを確認するとともに、頻出の記述問題やグラフの問題も押さえておくことが重要です。
社会は暗記問題が多いのはもちろんですが、グラフや表の読み取りの力も求められるので定期テストでも出題される可能性が高いです!
加えて重要単語は隙間時間にコツコツ覚え、休み時間などに友達と問題を出し合って勉強するのもいいでしょう!
中学社会の勉強法についてはこちらの記事でも詳しく扱っているのでぜひ参考にしてください。
英語は中学に入ってから本格的に始まる科目なので、対策法が分からないという人も多いでしょう。
ここでは英語で高得点をとるための3つのポイントを紹介します!
1つ目は単語をしっかり覚えるということです。中学で習う単語は基礎的な重要単語ばかりなので、テスト期間に何度も書いたり声に出したりして覚えるようにしてください。
テストでも書き取り問題が出される場合が多いので万全な対策が必要です!
2つ目は文法事項を完璧におさえるということです。問題集を繰り返し解いて、習った文法が使いこなせるようにしましょう。
最後に、3つ目にして最も重要なことは、教科書の本文の音読をするということです。暗記できるくらいまで音読しましょう。
音読のメリットですが、まず教科書の本文に登場する単語や文法事項をスピーディーに確認することができます。
また、教科書の本文は定期テストでそのまま出題されることが多いので、しっかり頭に入れておくことでどんな問題にも対応することができます。
さらに、教科書の文を覚えていると自分で英作文を書くときに正しい英語をすらすら書くことができるので、定期テストだけでなく入試や様々な場面で役に立ちます!
中学生にとって、定期テストは大きな壁となることが多いです。
しかし、具体的な勉強法を取り入れることで、その壁を乗り越えることができます。
以下は、中学生が実践できる効果的な勉強法の具体例です。
これらの勉強法を日常の学習に取り入れることで、中学の定期テストでの高得点を目指すことができます。ぜひ、これらの方法を試してみてください。
各科目の対策法が分かったところで、次にテストの点数を最大限高めるための前日・当日にできるコツを紹介します!
前日の夜は教科書のおさらいに計算方法の確認、ワークの問題の覚えなおし……などうありたいことはたくさんあるかもしれません。(私自身もそうでした笑)
しかし、翌日のテスト本番で実力を出すためには「夜更かししない」ということは死守してください。
寝不足の状態だと、試験中に集中できずケアレスミスも多発する可能性があります。
これに加えて、翌日の持ち物の確認をしておきましょう。
基本的なことですが、当日の朝に慌てて忘れ物をしないためにも、前日からの準備は必須です!
テストまでに、自分のケアレスミスの癖を振り返っておきましょう。分数計算でミスをしやすい、単位のミスをしやすい、英語で三単現の s を忘れやすいなどケアレスミスの種類は人によって様々です。
自分のケアレスミスの傾向をつかみ、テスト直前に確認しておくことで本番でのもったいない失点は防ぐことができます!
また、テスト当日の確認では基本事項をもう一度チェックしておきましょう。
テスト勉強を頑張った人ほどマイナーな問題や難しい問題が気になってしまうかもしれませんが、必ず出題されるような基本問題は絶対に落としてはいけないのでそちらを重点的に確認してください!
最後に、直前には水分を補給しておくようにしましょう。脳に水分をいきわたらせることで試験に最後まで集中することができます!
ここまで定期テストで点数を伸ばすための勉強法やコツを紹介してきましたが、それ以上に大切なことは「試験後の復習」です。
点数に一喜一憂してしまう人も多いと思いますが、定期テストが返却された後には自分に足りなかった知識の確認も忘れずにしなければいけません。
採点済みの解答用紙は、自分が理解できなかったところや足りなかった知識を明らかにしてくれるので、成績アップに必須の自分だけの教材といえるでしょう!
また失点をケアレスミスのせいにして軽んじる人もいるかもしれませんが、ケアレスミスを減らしていくことも一つの勉強です。定期テストを活用して自分のミスの傾向を分析し、同じ間違いをしないように心がけましょう。
テスト直しの詳しい方法についてはこちらの記事でも扱っているのでぜひチェックしてください!
ここまで、中学生の勉強法についてたくさんの情報をお伝えしました。しかし、知識としては何をどうすれば良いのかわかっていても、いざ実行するとなると難しいことってよくありますよね。
勉強も同じです。一人で取り組んでいると、おそらく新たな悩みが次々と生まれてくるでしょう。そんな時、課題や悩みを相談し、進むべき道を指し示してくれるのがコーチングサービスです。
いつでも個人個人にカスタマイズしたアドバイスをしてくれるコーチとともに、最高に効率良く勉強していきましょう!
興味のある方はぜひ、以下のボタンをクリックして無料体験を受けてみてください!
今回は中学の定期テストの対策として以下の4つのポイントを紹介しました。
これらを意識して定期テストに臨めば、クラス1位や学年1位をとることも可能です。ぜひ実践してライバルに差をつけましょう!
またスタディコーチ(studycoach)の公式LINEアカウントでは、受験や勉強にお得な情報を発信中です! 各種イベント・お得なキャンペーンのお知らせを受け取ることもできるので、ぜひ友達登録よろしくお願いします!