コラム

HOME > 岐阜校ブログ > 今こそ「如何に難関校に入るか」より「如何に生きるか」を考えるとき!──進学後の幸せをつかむために
2025年05月16日 岐阜校ブログ

今こそ「如何に難関校に入るか」より「如何に生きるか」を考えるとき!──進学後の幸せをつかむために

難関大学に合格すること=幸せ?
でも実は、大学生活をどう過ごすかで、未来は大きく変わるのです。
今回は、法政大出身のスタッフが自らの経験をもとにお話しします。


こんにちは、スタディコーチ岐阜校スタッフです。
本日はちょっと意外なテーマかもしれません。

「難関大学に合格すれば、本当に幸せになれるのか?」

この問いに、即答するのは難しいかもしれません。
幸せの形は人それぞれ」ですし、「そんなの分からない」と感じる方も多いでしょう。

でも今回は、私自身の大学生活とその後の人生を少し振り返りながら、このテーマについて考えてみたいと思います。


法政大学で過ごした日々と“幸せ”の実感

私は十数年前、法政大学経済学部に進学しました。
東京六大学の一つで、現在で言えばMARCHに含まれる大学です。

ただ当時は、「偏差値が低め」「学生運動のイメージ」といった印象も残っており、世間からの評価は決して高くはありませんでした。

入学当初、周囲の学生からは、

  • 「一浪して早稲田を目指そうかな」
  • 「慶應に行きたかったんだけど…」

といった声も多く、どこか“満たされない空気”が漂っていたのを覚えています。

けれど、私は法政大学での学生生活を心から楽しんでいました

バーベルクラブという運動部に所属し、
先輩・後輩と切磋琢磨しながら、厳しくも充実した日々を過ごしました。

全国から集まった仲間たちとの関わりが、
私の大学生活を豊かなものにしてくれたのです。


第一志望じゃなかった。でも、この大学でよかった。

正直、法政大学は第一志望ではなかったかもしれません。
でも今では、心から「この大学でよかった」と思えています。

なぜなら、そこで過ごした日々が“幸せ”だったからです。

周囲の友人たちはそれぞれ、自分の道を切り拓いていきました。

  • ダブルスクールで資格取得に挑戦し、公認会計士・税理士になったクラスメイト
  • 裁判官になったというクラスメイト

一方の私は、部活動と学業を両立しながら、
なんと「外国のボディビル雑誌の翻訳」という経験までしました。

これは、英語の授業に物足りなさを感じていた私にとって
とても刺激的で、結果的に英語力を大きく伸ばすきっかけとなりました。


就職先は…母校・法政大学に

就職活動では、地元・愛知県へのUターンも検討しましたが、
受験したのは東京都職員・東京消防庁・警視庁でした。

最終的には警視庁に合格。しかし、母校である法政大学職員の採用試験にも合格し、私はそちらを選びました。

この選択は、

  • 大学への恩返し
  • ケガの多かった自分には警察の最前線は難しいという現実的な判断

だったと今でも思っています。

ちなみに、大学職員試験では英語力が問われ
学生時代に取り組んでいたボディビル雑誌の翻訳がまさかの場面で役立ちました。


「幸せ」は、偏差値や学歴だけで決まらない

私の大学生活は、想像していなかった方向に進んでいきました
でも、その中で目標を持ち、仲間に支えられ、努力を重ねた日々は、今では誇れるものです。

難関大学を目指すことは素晴らしいことです。
でも、その先でどう過ごすかが、本当の意味での「幸せ」や「成功」に繋がるのではないでしょうか。


受験生の皆さんへ

たとえ第一志望に届かなかったとしても、それは「終わり」ではありません。
むしろ、そこからどう過ごすかが重要です。

大学生活は、自分次第で大きく変わります。

そして、幸せの形は、偏差値の高さだけで決まるものではありません

もし今、不安や焦りを感じている方がいたら——
少しだけ、こういう考え方もあるんだな、と
頭の片隅に置いてもらえたら嬉しいです。


 

岐阜校 ホームページ

【自習室】無料開放実施中

〒500-8479 岐阜市加納菱野町25番地 丸杉岐阜駅南ビル5階(岐阜駅徒歩5分)

058-213-3406(電話対応時間 平日16:00~22:00 休日13:00~21:00)

無料体験はこちら