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難関大学に合格すること=幸せ?
でも実は、大学生活をどう過ごすかで、未来は大きく変わるのです。
今回は、法政大出身のスタッフが自らの経験をもとにお話しします。
こんにちは、スタディコーチ岐阜校スタッフです。
本日はちょっと意外なテーマかもしれません。
この問いに、即答するのは難しいかもしれません。
「幸せの形は人それぞれ」ですし、「そんなの分からない」と感じる方も多いでしょう。
でも今回は、私自身の大学生活とその後の人生を少し振り返りながら、このテーマについて考えてみたいと思います。
私は十数年前、法政大学経済学部に進学しました。
東京六大学の一つで、現在で言えばMARCHに含まれる大学です。
ただ当時は、「偏差値が低め」「学生運動のイメージ」といった印象も残っており、世間からの評価は決して高くはありませんでした。
入学当初、周囲の学生からは、
といった声も多く、どこか“満たされない空気”が漂っていたのを覚えています。
けれど、私は法政大学での学生生活を心から楽しんでいました。
バーベルクラブという運動部に所属し、
先輩・後輩と切磋琢磨しながら、厳しくも充実した日々を過ごしました。
全国から集まった仲間たちとの関わりが、
私の大学生活を豊かなものにしてくれたのです。
正直、法政大学は第一志望ではなかったかもしれません。
でも今では、心から「この大学でよかった」と思えています。
なぜなら、そこで過ごした日々が“幸せ”だったからです。
周囲の友人たちはそれぞれ、自分の道を切り拓いていきました。
一方の私は、部活動と学業を両立しながら、
なんと「外国のボディビル雑誌の翻訳」という経験までしました。
これは、英語の授業に物足りなさを感じていた私にとって
とても刺激的で、結果的に英語力を大きく伸ばすきっかけとなりました。
就職活動では、地元・愛知県へのUターンも検討しましたが、
受験したのは東京都職員・東京消防庁・警視庁でした。
最終的には警視庁に合格。しかし、母校である法政大学職員の採用試験にも合格し、私はそちらを選びました。
この選択は、
だったと今でも思っています。
ちなみに、大学職員試験では英語力が問われ、
学生時代に取り組んでいたボディビル雑誌の翻訳がまさかの場面で役立ちました。
私の大学生活は、想像していなかった方向に進んでいきました。
でも、その中で目標を持ち、仲間に支えられ、努力を重ねた日々は、今では誇れるものです。
難関大学を目指すことは素晴らしいことです。
でも、その先でどう過ごすかが、本当の意味での「幸せ」や「成功」に繋がるのではないでしょうか。
たとえ第一志望に届かなかったとしても、それは「終わり」ではありません。
むしろ、そこからどう過ごすかが重要です。
大学生活は、自分次第で大きく変わります。
そして、幸せの形は、偏差値の高さだけで決まるものではありません。
もし今、不安や焦りを感じている方がいたら——
少しだけ、こういう考え方もあるんだな、と
頭の片隅に置いてもらえたら嬉しいです。
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