目次
今や世界一の野球選手のひとりとなった大谷翔平選手。
彼が高校時代、恩師である佐々木洋監督から教えられたという言葉があります。
「先入観は可能を不可能にする」
この言葉を胸に、大谷選手は「二刀流は通用しない」という世間の先入観に屈することなく、自らの可能性を信じて努力を重ねてきました。
もちろん、こんな声もあるでしょう。
しかし、仮にそうだとしても、「思っただけ」であの偉業は成し遂げられたでしょうか?
無理かもしれないと思われる目標に向かい、それを「無理ではない」と自分自身に信じさせる。
そのために、どれほどの努力を重ねたのかを想像するだけで胸が熱くなります。
いつもニコニコして飄々とした姿の裏には、人知れぬ死に物狂いの努力があるはずです。
おそらく私たちの想像をはるかに超えるレベルの。
ここで、あえて問いかけます。
難関大学に合格するのと、大谷翔平選手のような選手になるのと、どちらが簡単でしょうか?
…もう、お分かりですよね。
圧倒的に「難関大学に合格する方が簡単」です。
東京大学には毎年3,000人以上の合格者がいますが、大谷翔平選手は世界にたったひとりです。
この比較を「ナンセンス」と思う人もいるかもしれません。
しかし、そう思った時点で、もしかするとすでに“挑戦”から降りている可能性すらあるのです。
さらに、2023年のWBC決勝戦前。
大谷選手がチームメイトに語った、あの有名な言葉があります。
「ファーストにゴールドシュミットがいたり、センターを見ればマイク・トラウトがいる。
外野にはムーキー・ベッツも。
野球をやっていれば誰しもが知っている選手たちです。
でも、憧れているだけでは超えられない。
僕らは今日、超えるために、トップになるためにここに来た。
今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。」引用元:THE ANSWER
この言葉を受験に置き換えるなら――
「東の東大、西の京大、旧帝大、早稲田、慶應…。受験生なら誰でも知っている大学。
でも、憧れているだけでは合格できない。
『自分なんか無理かも…』という先入観を捨て、合格することだけを考えて行動しよう。」
どれだけ強く「合格したい!」と思っても、思うだけでは合格できません。
努力を重ねる中で、「自分は〇〇大学に合格できるんだ!」と、潜在意識レベルで信じられる自分を育てることが必要なのです。
いかがでしたか?
今回は少々辛口な表現もあり、学習塾のブログとしては異例の内容だったかもしれません。
ですが、本気で合格を目指す受験生、そしてその保護者の皆さまに届いてくれることを、心から願っています。
【自習室】無料開放実施中
〒500-8479 岐阜市加納菱野町25番地 丸杉岐阜駅南ビル5階(岐阜駅徒歩5分)
058-213-3406(電話対応時間 平日16:00~22:00 休日13:00~21:00)