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2022年05月03日 studycoach-official 東大生の勉強ブログ

【東大式】東大英語の分析&現役生が教える最新攻略法2022!

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【東大式】 東大英語の分析&現役生が教える 最新攻略法2022!

みなさん、東大受験対策は順調ですか?

 

特に東大受験を目指している方にとって、英語の得点は重要ですよね。

単語に文法といった基礎から要約やリスニングまで、英語は必要な勉強量が多く、「点数が伸びない!」という悩みの声もスタディコーチ(studycoach)にはたくさん届いています。

 

そこで今回は、現役東大生が多数所属するスタディコーチ(studycoach)が、東大入試本番で合格点を目指すための「東大式」東大英語の攻略法を説明します!

 

目標とすべき得点の目安から、時間配分・設問別対策まで、対策法を一挙にまとめて濃縮しているので、じっくり読み込んで英語の得点をアップさせましょう!!

 

そもそも東大受験のポイントは?

 

東大英語について解説する前に、まずは東大入試の概要を確認していきましょう!

 

東大入試(一般選抜)は共通テストと個別試験から構成されています。

共通テストを受けたのち前期試験の志望校に出願をします。この時入学志願者が各科類の募集人数に対し倍率が約3倍ほどになると共通テストの点数に基づいて第一段階選抜(いわゆる足切り)が行われます。

 

参考に近年の足切り点・合格者平均は以下の表の通りです。

東大一次試験の足切りと合格者平均2021

東大一次試験の足切りと合格者平均2022

最終的な合否は、共通テストの点数(900点満点を110点に換算)と、二次試験(440点)との合計点で決定します(共通テストではリスニングの点数は含まれません)。

縮小して換算されるため少しの失敗は大きな差になりませんが、足切り点に引っかかってしまうと出願したにもかかわらず二次試験を受けることができないというような事態が起こってしまいます。

そのため東大合格のためには共通テストからできるだけ良い点数をとっておく必要があります!

 

次に二次試験についてですが、東大の試験はなんと基本的に2日間行われます。

文系は1日目に国語(150分)、数学(100分)の試験があり、2日目に地理、世界史、日本史から2科目選択する社会(150分)、外国語(120分)があります。

理系は1日目に国語(100分)、数学(150分)の試験があり、2日目に物理、化学、生物から二科目選択する理科(150分)、外国語(120分)があります。また、理科三類を受験する生徒は3日目に面接試験が行われます。

東大_2次試験_点数配分_文系

東大_2次試験_点数配分_理系

 

二次試験の各科目の配点について説明します。国語が120点(文系)と80点(理系)、数学が80点(文系)と120点(理系)、社会/理科が120点、外国語が120点となっています。よって共通テストと二次試験の合計550点満点で点数が決まります。また、理系は1日目に国語(100分)、数学(150分)の試験があり、2日目に物理、化学、生物から二科目選択する理科(150分)、外国語(120分)があります。理科三類を受験する生徒には、3日目に面接試験も行われます。

ちなみに合格者の平均点は、2021年は文科一類で361点、二類で362点、三類で357点、理科一類で361点、二類で339点、三類で406点でした。

2022年は文科一類で332点、二類で330点、三類で328点、理科一類で334点、二類で313点、三類で377点でした。

東大二次試験の合格者最低点2021

東大_2次試験_点数配分_理系

東大受験では全科目バランスよく得点できることが合格への近道と言えるでしょう。中には「1科目、絶対的に自信があって得点源にできる!」という受験生もいるかもしれませんが、1科目に頼り切ってしまうと、当日少し調子が悪かったり問題が難しかったりするだけで、大きく合格が危ぶまれてしまうことになります。決して手を抜かず、得点の目標や勉強の時間配分はバランスよく立てるようにするのがオススメです!

 

東大英語の概要〜ポジション&目標ライン〜

 

東大受験全体について確認したところで、早速東大英語について学んでいきましょう!

 

東大受験において英語は、全科類の入試で共通して必須であり、配点も多い科目です。対策をしっかり練ってくる方も多く、合格するためには周りの受験生に大きく差をつけられるのは避けたい科目でもあります。

大問は全部で5問で、要約・リスニング・リスニングなど、幅広く英語の技能が問われます。また問題の量自体が多いため、「いかに早く正確に処理するか」が問われていると分析することができるでしょう。受験生の皆さんには、英文読解の速度アップや当日の時間配分のテクニックが求められるというわけですね。

 

合格者平均点は2017年が77.5点、2019年が78.7点、2020年が77.1点、2021年が83.1点となっています。したがって、8割弱を取れるようになっていなければなりません。もちろん他の科目との兼ね合いではあるので、あくまで自分の得意・ニガテに合わせた目標点・得点率を見据えましょう!

 

また一部の英語が得意な方にとっては、入試本番の英語の得点が、入学後にTLP(TLPの簡単な説明)に参加できるか否かを決める指標にもなります。可能な限り高い点を取れるように対策を重ねることが重要なのですね!

 

東大英語の設問別解説

 

東大英語全体の位置付けや目標点を把握したところで、細かく設問ごとの傾向を分析していきましょう!

 

東大英語は全5問で、以下の7種類に仕分けることができます。

  • 大問1ーA:要約
  • 大問1ーB;欠文補充・段落整序
  • 大問2:英作文
  • 大問3:リスニング
  • 大問4ーA:和文英訳
  • 大問4ーB:文法
  • 大問5:長文読解

どれも難易度が高く、練習も必要となってきます。

それでは、具体的に各問題について解説していきます。

 

大問1ーA:要約

 

この問題ではパラグラフが3〜4つほどの英文を70字〜80字ほどでわかりやすく要約することが求められます。文字数は年度によってばらつきがあり、年によっては100字程度求められることもあります。

 

東大の要約問題では問題文をしっかり頭で理解し、日本語で論理的に文章を書く能力が求められます。一般的な時間配分としては10分ほどでこの問題を終わらせられると良いでしょう。パラグラフごとに内容を理解し、英文の強弱を見分けられるようになることが大切です。英文の精読力と論理的に考える力を身につける練習を積みましょう。

 

大問1ーB;欠文補充・段落整序

 

この問題では英文の文脈や論旨展開を扱う能力が問われます。

まず欠文補充は、約500語ほどの英文を読み空欄に当てはまる文章を後ろの選択肢から選ぶ問題です。問題数は5問ほどですがダミー選択肢が1−3個ほど含まれているため注意が必要です。

 

また段落整序は、約5個ほどの選択肢の中に1つ以上ダミーが含まれています。段落ごとのつながりを意識して注意して読解を進める必要があります。

 

コツとしては、いずれも基本的な英語の文構造や「ディスコースマーカー」、指示語などに注目して解きましょう。

ディスコースマーカーとは、but(しかし)やbecause(なぜなら)、aditionally(さらに)など、英文の流れを示す目印のことです。

問題自体がよく練られていることもあり、これらのポイントに注目すればスラスラ解けてしまう場合もあります。

 

時間配分としては12分ほどで解き終えると余裕が持てるでしょう。コツをうまく用いることで短い時間で的確に解けるようにしましょう!

 

大問2:英作文

 

今度は「自分で書く」能力が問われます。問題文の条件や設定にしたがって、自らの主張を相手にいかに誤りなく伝えられるかが重視されます。

約60文字の自由英作文が2題出題されます。内容としては、写真を見て答えるものからテーマが与えられるものまで年によって様々です。

 

ポイントは「シンプルに書く」ことです。基本的に減点方式で採点されていると考えられており、「与えられた条件を満たして問いにまっすぐ答えること」だけでなく、「文法やスペルを間違えないこと」が重要になってきます。言いたいことが伝われば良いので、難しい表現にこだわらず、上手く簡単な表現に言い換えて書く習慣をつけましょう。正しい表現を扱えるようになるためにも、英作文の採点はネイティブの先生/友人に採点を頼むことを強くオススメします。

 

また割と指定される単語数が多いので、見切り発車で書き始めず、最初に構成を簡単に練ってから書き始める練習をしておくと良いでしょう。

 

時間配分としては20分ほどで解き終わると良いでしょう。どのような内容が求められているか最初に確認し、自分が書きやすいものから取り組むと良いです。

 

大問3:リスニング

 

東大のリスニングは、およそ30点、英語全体の1/4という大きな割合を占める重要項目です。

特徴としては開始から約45分後に流れ始め、30分間問題が流れます。

総再生時間が長く慣れは必要ですが、内容理解を問う問題ばかりで、しかもすべて2回放送されるため、英語がニガテな方にとっても大きな得点源だと言われています!

 

このように特徴的な出題方法のため先読みが必須です。開始後すぐ確認すると問題形式を忘れることもあるので30分ぐらい経ってからリスニングの問題を確認すると良いでしょう。どのような内容が聞かれるのか等予測し、問題文に線を引いておくなどしてすぐに把握できるようにしておくと解きやすいです。

 

また、慣れるためにも日々の登下校や休み時間、寝る前の5分だけでも継続してリスニングを行いましょう。なるべく五感を用いて英語に触れるために、音読(シャドーイング)もオススメです!

 

大問4ーA:和文英訳

 

次の和文英訳も、リスニングと同様大きな得点源になり得ます。

東大英語にしてはそこまで複雑な文法・構造が含まれていないことがその理由ですが、指示語をうまく補完する必要があったり、文脈の中でうまく解釈を変えて訳す必要があったりと、一工夫必要な問題だと言えるでしょう。英語力は当然として、日本語力も駆使しながら「英語と日本語をうまく対応させる」能力が問われているわけですね。

 

この問題の時間配分としては8分ほどで解き終えることができると他の問題に余裕を持って取り組むことができます!

 

大問4ーB:文法

 

文法問題は全部で5問です。じっくり取り組めば解けるものの、短時間で特には難しい問題も混じっています。

「よくある間違い」と誤認させるような、引っ掛け問題も多く出題されるためあまり時間をかけず、ささっと解く方が時間のロスにつながりにくいです。

時間が余ったら戻って解くくらいの気持ちでいると良いです。

 

時間配分としては時間をかけすぎるとなかなか抜け出せないため5分ほどで終わらせ次に移るようにしましょう。

 

大問5:長文読解

 

物語文(小説)や随筆が多く取り上げられます。

単語の言い換えや並び替えといった英文法上の問題も出題されますが、心理描写の理解や状況説明・要旨理解といった国語力も求められています。

一朝一夕にはなかなか得点は伸びないため、受験生は普段の学習で論説文に触れる機会が多いと思いますが物語文(小説)や随筆にも触れて会話文等にも慣れておく必要があります。

 

時間配分としては25分ほどで解き終えると良いです。ポイントをおさえながら効率的に解いていきましょう!

 

【東大式】東大英語の攻略法

 

全体の傾向・設問別分析まで理解したところで、東大英語の攻略法をご説明していきます!

すべて今日から実践できる内容になっているので、ぜひご自身の勉強計画に組み込んで東大合格を目指してください!

 

東大式①:時間配分と解く順番を徹底しよう

 

冒頭の科目説明でも触れたように、東大英語は「速く」「正確に」解く必要があります。

この2つを両立するためには、

  1.  基礎的な英語力を高め、解くスピードを上げる
  2.  解く順序を工夫し、時間配分を徹底する

ことが必要です。

 

まずⅠですが、すべての基本は単語と文法です。これらを早めに固めると同時に、「忘れてしまうものだ」と割り切って何度も復習を繰り返し続けましょう。

こちらの記事でも解説していますが、基礎の基礎となる単語・文法を固め、演習の中でスラスラ読める&知識が出てくるようにする必要があります。

 

オススメのインプット方法については、次の東大式②で説明します。

 

次にⅡですが、オススメの時間配分と解く順序を以下の表にまとめました!

 

 

解く順番

時間配分

要約

2

10分

段落整序

6

12分

英作文

1

20分

リスニング

4

35分

和文英訳

3

8分

文法

7

5分

長文読解

5

25分

見直し

8

5分

合計

 

120分

 

詳細は先ほど設問別分析で触れたので割愛しますが、この時間配分&順序で解くことができれば、安心して得点を重ねることができるでしょう。

もちろん人によって大問の得意・ニガテがあると思うので自分が安定して、

そして自信を持って解くことができる大問から解き始めることも重要です!

模試や過去問演習を通じて感触を確かめつつ、自分にとって最適な順序を模索してみてください。

 

東大式②:「音読」して最大効率で学ぼう!

 

記事「【東大式】英語の勉強法オススメTOP3!初心者向け受験対策」でもご紹介していますが、東大式がオススメする最強の英語勉強法は「音読」です。

 

理由としては英語は言語の一種ですから、慣れ=触れる量が極めて重要であるからです。しかし限られた受験勉強の時間を、英語にだけ割り振るわけにもいきません。スキマ時間の活用にも限度があります。そのため時間(=勉強量)を重ねることも重要ですが、東大合格のためには勉強の「質」にこだわることが不可欠となってきます!

そこでオススメするのが音読です!音読は声・耳・目の3つの感覚を同時に駆使できるため、「最高効率で」英語に触れることができるといえるでしょう。

特に題材としてオススメなのが、1〜2文のセンテンスです。単語や文法を文章ごと「活きた形で」取り込むことができて、応用力も身につけることができます。CD付きの参考書などでリスニングも同時に行えば、さらに効率をあげることができます!

 

詳しくは記事「【東大式】英語の勉強法オススメTOP3!初心者向け受験対策」を参考にしてみてください。

 

東大式③:早く過去問を始め、ノウハウ貯金

 

ここまで確認してきたように、東大英語は(これまでの傾向に則れば)出題形式がある程度決まっています。「速く」「正確に」解くためにも、東大英語のパターンに慣れておくことが非常に重要です。

 

したがって、早めに過去問や模試に触れ、難易度や出題形式に慣れましょう。そして演習をする中で自分のニガテを見つけ、その大問だけ練習を重ねてみたり、その大問で必要とされている技能・知識を固め直したりといった対策を取っていくことで素早く課題を解決していきましょう。

 

またリスニングや読解のスピードを始め、英作文や和文英訳のうまい言い換えなど、日々の積み重ねによって伸ばすことができる技能が多いので、早めに&継続して勉強を進めることがオススメです!

 

そうしたノウハウを忘れないよう、気づいた&学んだ表現はしっかり設問別にノートにまとめて「ノウハウ貯金」し、徹底的に対策していきましょう。

 

まとめ

 

今回は東大英語の分析と、現役生が教える【東大式】最新攻略法をお伝えしてきました。

まとめると、

  1. 本番を意識した時間配分&解く順番を徹底する
  2. 感覚を最大限に使える「音読」で勉強の「質」にこだわる
  3. 早くから過去問を始め、ノウハウを貯金していく

ことが重要でした。

 

英語は言語であり、ある程度勉強が必要だからこそ、「いかにコスパよく勉強を進めるか」を意識できるかが合否を分けます!

「東大式」で、東大英語を本番の頼れる得点源にしてしまいましょう!

 

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ライター情報

M・K

東大農学部3年。理系ですが理系科目が苦手で英語、国語など文系よりの科目を得点源にして合格しました。皆さんの役に立つような記事を発信していきます!

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